Pit教育方針
- どんなプログラムですか?
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Pitのプログラムは6歳までのプレゴールデンエイジ期(PGA)にこそ伸ばしておくべき能力のトレーニングに注力しています。
例えば耳を鍛えることはPGA後でも可能ですが、最も効率的に獲得できるのがPGA期です。
この時期に聴く力を訓練することにより、音楽であれば絶対音感の獲得により歌唱に自信を持てたり、外国語習得においては日本語にはない音節を理解するリスニング力とそれを再現するスピーキング力により外国語学習が容易になったりと、子ども達が得意だと思えることが増えたたり、将来のチャレンジのベースづくりになると考えています。
- 「個性」って?
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個性の尊重をうたいながらも、Pitには体操服があります。
Pitにおける制服の目的は、見かけの統一や個性の制限にはなく、子ども達が効率よく安全に行動するサポートにあります。
自分自身で着替えができる、レッスンに必要な動きやすさ、などに問題がなければ個性の表現としての私服の着用は自由です。
- ぽかぽか・ちくちく行動とは?
- 自分がされて嬉しいことを “ぽかぽか行動”、自分がされて嫌なことを“ちくちく行動”と呼び、例えば友達同士でのおもちゃの取り合いなどでも、すぐに謝らせたりするのではなく、まず何故そうなったのか、どういう気持ちなのか、どうすればいいのかを子どもに考えさせて、その結果どう行動するかを見守ります。
- 「個」と「チーム」、どうあるべき?
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Pitが大切にする「個人に考えさせ、自主性を尊重する」ことと、「チームとしての行動を求める」ことは、時として矛盾を生じることがあります。
Pitのチームとしての行動の基本は「和して同ぜず」つまり、「皆と良い協力関係を作り、チームとして結果を出す努力はするが、自分の考えをしっかり持ち盲従しない」こと。
子ども達は、まず自分が努力してできた体験を通して自分を好きになり、次にチームでやることで自分一人だけではできない大きなことや違うことができるというチームワークの楽しさを体験させて、多様性やチームの良さを理解させていきます。
- しつけのポイントは?
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Pitでは合理的な理由のない躾をそのまま教えることはしません。
ただの慣習の押しつけや、「人に見られると恥ずかしいから」、「男の子/女の子だから」等を理由にした指導をすることもありません。
我々は常に「この躾、指導をする理由は何か?」を自問自答し、取捨選択した上で子どもたちに理解させ指導することを心がけます。
- 評価の基準は?
- 自分自身の成長や、自分が設定したゴールやチャレンジのプロセスを認め褒めることはしますが、所謂相対評価は、Pitではどのプログラムにおいても行いません。
